いつもヤマネ薬局二島店ブログを読んで頂きありがとうございます😊
最近、目薬を買いに来られるお客様がどうやって目薬を選んだらいいか分からないと言われていたので記事にしました。
それでは早速紹介していきます!
目が悪いと言っても理由は様々で、目ヤニは出るのか、目ヤニの色は何色か、痒みはあるのか、充血しているのか、視界がぼやけるのか、何をしている時にぼやけるのか、ドライアイか等様々なことを聞かなければなりません。実際薬選びで目薬はなかなか難しい部類に入ります。
なので本日は症状別に成分をまとめてみました!
『目ヤニが出る』
重要になってくるのが、目ヤニの色です。白または黒色の目ヤニだとただの代謝物なのですが、これが黄色だったりネバネバする場合は細菌感染、ウイルス感染、アレルギーなどが考えられます。現状ウイルス性の病気を根本的に治療する方法はなく、ウイルス性の目の病気にかかった場合、免疫力が下がっているので他の目の病気にかからないために対症療法として抗菌成分(サルファ剤)がオススメです。

【有効成分】
・サルファ剤 スルファメトキサゾールなど
『痒み』
痒みと目ヤニ療法がある場合は、サルファ剤配合の目薬がオススメです。
痒みだけの場合は抗ヒスタミン剤、抗炎症剤、目の消毒剤が配合された目薬がオススメです
【有効成分】
・クロルフェニラミンマレイン酸塩
・クロモグリク酸ナトリウム
・グリチルリチン酸ニカリウム
・アズレンスルホン酸ナトリウム
・ベルベリン塩化物水和物
・アラントイン
『充血しているのか』
目の充血は血管が拡張することによって起きるので、血管収縮剤の使用がオススメです。

【有効成分】
・塩酸テトラヒドロゾリン
・ナファゾリン
『視界がぼやける』
スマホが普及して目がぼやけてしまう方が増加してます。視界がぼやける場合、目の使い過ぎなどで毛様体の収縮が上手くいっていないので眼球に分布する末梢の副交感神経系を活性化させ、毛様体筋の収縮を助ける目薬使うと効果的です。
【有効成分】
・ネオスチグミンメチル硫酸エステル
『ドライアイ』
ドライアイは涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化したりする病気です。
乾燥しすぎて目の表面に傷を伴うことがあります。
ドライアイが進行すると、視力低下や痛み、角膜上皮剥離(角膜が乾燥してはがれる病気)を発症してしまうこともあります。目を潤わせる成分や角膜を保護する成分を使用すると予防できます。

【有効成分】
・コンドロイチン硫酸エステルナトリウムなど
※コンタクトレンズを使用している場合防腐剤によって変色などしてしまう場合があるので、コンタクト専用の目薬を使用しましょう!
これらの成分は薬局の目薬でしたら大体配合されている成分です。最寄りの薬局などで自分に合った目薬を見つけてみてくださいね!
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